ファッション

The Reracs ランウェイショーを見てきた話

先日も紹介した「The Reracs」ですが、2020SS コレクションのランウェイショー(ファッションショー)に行ってきました。

筆者はアパレル業界の関係者でも何でもないただの一般顧客で、しかもヘビーユーザーでもなく数着程度しか買っていないライトユーザーなのですが、「The Reracs」ではそういう顧客もランウェイショーに招待しているようなんですね。(招待の基準は良く分からないので今度聞いてみようか。。)

滅多に見られるものでもないし、せっかく呼んでいただけたので有難く観覧してきました。

The Reracs 2020SS ランウェイショー

会場は原宿駅前の「jing(ジング)」<参考リンク>。原宿駅を出て明治神宮を背にして右手に見える今年初めくらいにオープンした施設ですね。何かお店が入っている様子でもないし、ここなんだろうとずっと思ってたのですが、どうやらイベント用の貸し施設のようで、主にファッションやグルメ分野のショーや、イベント、ショールームに使われたりしているようです。

原宿駅前の「jing」
イベント用施設だと始めて知りました

ここの2階が会場でした。終わってから思ったんですが、外から丸見えなんですよね。情報発信をミッションにした施設なので、意図してそういう作りにしてるんでしょうね。街の中でイベントをやっているんですよーということがより良く分かり、誰にでも見えるというか風景の一部にしているというか。

先週まで楽天ファッションウィークが開催されてましたが、それとは関係無く、独自にやったイベントみたいですね。

で、19:00過ぎに受付を済ませて中へ。

会場の様子
ランウェイの片方は窓
その反対側に観客席がある配置
写真の奥側からモデルさんが歩いてきます

スタッフの人によると400人くらいのお客さんがいたとのこと。それが多いのか少ないのか良く分かりませんが、立ち見の人も結構いたので盛況だったんだと思います。たぶん。お客さんの年齢層としては10代20代といった若い人は少な目で、30代以上の大人が多い印象。まあ見た目だけの話なんで実年齢まで確かめたわけではないのですが。価格帯もそれなりに高いブランドですし、オーセンティックなアイテムをベースにした、いかにも服好きが好みそうな服のデザインや素材使いですし、それなりに年齢を重ねた人達が顧客ってのは納得ですね。

というか一般顧客の人がどのくらいいて、バイヤーとかプレスとかのアパレル関係者がどのくらいいたのか全く分からないのですが、来ていた人みんな玄人感を漂わせてましたね。特に女性。めっちゃおしゃれで綺麗というか。たぶん一般顧客っていっても服飾の専門学校出てたり、ショップ店員やってたり、アパレル関係の人なんじゃないかなーと想像。以前MARKAWAREで紙でできたカーディガンを見た時、スタッフさんに「こんな珍しいものどういう人が買うの?」と聞いたら「同業者が珍しがって買うケースが多い」と言われ、妙に納得したんですよね。服が好きな人って何らかの形で洋服に関わる職業に就いていることが多いってのは考えてみれば当然の話でしょうし。成熟しきった業界というか、ちょっと閉鎖的な感じがそういうところに現れているのかも。

2020SS コレクション

肝心の内容ですが、ショー全体はかっこよくて、コレクションは全体的にゆるっとしててヒラヒラしてました(語彙力)。まあまあ百聞は一見に如かず。一応その場で写真も撮ったのですが、早速ファッションサイトに記事があがってましたので、そちらのリンクを貼っておきます。筆者の下手くそな写真よりこっちの方が良いので。

 参考リンク<FASHIONSNAP.COM 「THE RERACS 2020年春夏コレクション」>

 参考リンク<FASHION PRESS 「THE RERACS 2020SS」>

気付いた点を一応挙げると

 ①いつも通りオーセンティックなアイテム(テーラードジャケット、ドレスシャツ、スラックス、チェスターフィールドコート、トレンチコートとかミリタリー系のアイテムとか)をベースにしたコレクション。

 ②ちょいちょい柄物が増えてきた。

 ③引き続きのビッグシルエット。

 ④素材もいつも通りめちゃ綺麗。ビッグシルエットと相まってヒラヒラ感が美しい。

 ⑤パンツの裾はクッション付けた着こなしが多め。

って感じでしょうかね。あんまり大した分析じゃなくてすみません。

一つずつ解説すると、まず①はまあそういうブランドなので当然ですが、ダブルのジャケットに象徴されるようにオーセンティックなアイテム(というかオーセンティックな感じのするアイテム)がトレンドなので順当ですね。(どういうことかというと、トレンチコートとか、ダブルのコートとかが分かりやすいんですが、そういう重厚感というかクラシックさを感じるアイテムが多くなってくる、ということ。)②と③も別にここに限らずそういうトレンドなので、これも順当。ただ前までよりビッグシルエット感が強まっているような気がしました。④はそんなビッグシルエットのバランスをとるためにいつもより素材の高級感何割増しかでデザインしているんでしょうね、たぶん。

個人的に一番気になったのは⑤。お前細けえなぁ、って言われそうですが気になったんですよね。くるぶし丈のパンツはユニクロまで強く売り出すくらいマスまで行き渡っているので、そろそろクッションつけて履くトレンドになると言われており、実際至る所でその兆候がありますが、やっぱりここもかって思いましたね。

下の画像が分かりやすいんですが、落ち感強めのパンツでクッションつけてはいてますね。

出展:FASHIONSNAP.COM THE RERACS2020年春夏コレクション

ってかほとんどのパンツがワンクッションつけてますね。

パンツのクッションのトレンド

くるぶし出したスタイルって着こなし易いので便利なんですが、これからそのスタイルは減ってくるので流れです。なので次に買ったパンツを裾直しする際はワンクッション分残しておき、くるぶしを出したければロールアップで対応するとか、ダブルで直しておいて伸ばせるようにしておく、とかそういう工夫をしておいた方が良いでしょうね。そんなに急にノークッションスタイルが減っていくとも思えませんが、長い目で見たらそういう想定をしておいた方が良いのかなと。

まあ確かに筆者もちょっとカッコよく感じますね。NEATとかのタックパンツもそうなんですが、今って素材やタックでパンツに複雑さというか情報量を持たせるトレンドですが、その方法の一つとしてクッションで皺をつけているってことなのかな。そうすると落ち感、ドレープ感が綺麗に出る素材じゃないとダメなので簡単な話では無いし、お金もかかりそうです。

まとめ

以上、あんまりレポートになってないですけど、2020SSランウェイショーのレポートでした。

一消費者としてはチェックのロングコートが気になりました。サイズ上げて着たいなぁと。ロングコートいっぱい持ってるんですが、その辺はあれです、もう病気です。ロングコートばっかり欲しくなる病気。

ファンイベント的な意味も持たせたショーなんだと思いますが、非常に良くできていて見応えがあり、筆者は終始食い入るように見ていました。たかだか20分くらいのショーなのでこのためだけに遠出するというのも厳しいものがありそうですが、もしここの服に興味がある方は買って行ってみても損は無いと思います。

今回は以上です。

ではでは。

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