Markawareのボトムスと言えば?
Markawareってご存じでしょうか。おそらくこの記事をご覧になっている方はおおよそご存じでししょうし、ググればたくさん情報は出てくるので細かくは語りませんが、数多あるドメスティックブランドの中でも、ボトムスの評価が高いブランドです。
また素材の良さを強く押し出しており、非常に珍しい素材もあったりして(紙素材とかベビーアルパカとか)その点は業界の中での評価が高いそうです。
芸能人だと星野源さんとか森山直太朗さんとかがMarkawareのファンだそうで、いつだったかメディアで見かけたときに着ているのを見たことがあります。特に森山直太朗さんんはライブの衣装でよく着ているらしい(スタッフさん談)。そのくらいの年代、30代後半から40代くらいの男性に刺さる、そんなブランドです。ちなみに筆者も同年代。
そんなMarkawareのボトムスと言えば、Front Pleats Pegtop trousers(以下ペグトップ)。もうすっかりブランドの定番になっていますが、一時期前は発売後すぐに完売していたモデルもありました。いいワイドテーパードパンツの代表みたいなイメージですね。筆者も春夏用、秋冬用で2本ほど買って愛用していました。春夏はサマーウール生地、秋冬はウールフランネル生地がそれぞれ定番でどちらも非常に良い生地。ノークッションの丈感でお尻周りがゆったりめのテーパードが強くかかった、近年良くあるスラックスなんですが、実際履いた感じはもう評判通りと言いますか、他とは一線を画すめちゃくちゃ綺麗なシルエット。お値段は3~4万円程度と、ドメブラの良いパンツの相場価格とはいえお高い。。お高いんですがおススメできるトップクオリティの逸品です。
つーかね、定価は高いんですけど、品質高くて流通量もそんなに多くない人気の品なのでリセールバリューも高めで維持されていますので、リセール前提で買ってしまうのも全然ありかと思います。
筆者も気に入って使ってたんですが、こちら裾幅がサイズ2(M相当)で17.5cmくらいと細めなんですね。非常に個人的な事情なんですが筆者はふくらはぎが少々張っていて、17~17.5cmくらいの裾幅だと座ったときとか、足を曲げて裾が上がった時に、裾がふくらはぎにひっかかるんですよ。これ分かる人いますかね?いたら嬉しい(/・ω・)/。なので生地に伸縮性があると嬉しいんですが、こちらのスラックスは伸縮性の無い生地が使われていることがほとんど。特におすすめの定番のウール100%素材のものは伸縮性がない。ということで少々我慢して履いていたところがあったんです。
で、私みたいな人がいるからなのか、ペグトップも流石に長く展開されてきて飽きたファンもいるのか、去年か一昨年くらいかな?新型が登場します。それが今回紹介したいClassic fit trousers(クラシックフィットトラウザーズ)です。
Markaware Classic fit trousers(クラシックフィットトラウザーズ)
筆者は18AWのガンクラブチェックのモデルを買いました。裾幅は約20cmとふくらはぎが太い筆者も思わずニッコリなワイドパンツ。ワイドパンツなんですが若干のテーパードがかかっており、ダボダボ感はかなり抑えられています。

サイスは3(L相当)
トップスはタートルとマルジェラのノーカラージャケット
靴はホカオネオネ
とってもお気に入り
クッションつけて履くのが昨年当時のブランドのディレクションだったっぽいです。たしかに、ノークッションでも悪くはないのですが、ワンクッションで履く方がこのパンツの持つゆったりとした大人の余裕感みたいなものが強調されていい感じ。なんとなくクッションつけたい気分でもありますし。なのでサイズ3(L相当)にしてワンクッションくらいの丈感にしてみました。
名前がクラシックとなってますが何がクラシックなのかはよく分からん。股上深めでゆったりしててインタックでクッションつけて履くっていうちょっと野暮ったいというかクラシックな雰囲気はありますけど、たぶん原型にした古いトラウザーズがあってそれが何らかの世界で伝統的なものなんでしょう、と勝手に推測。
着画は昨年のモデルでシェットランドウールが使われたガンクラブチェック柄のモノ。ツイードっぽいザラザラした質感の生地で、このチェック柄も相まってクラシック感強めなところが気に入ってます。かわいいんですよね、何となく。なので黒いシャープなトップスなんかと合わせるといい感じでバランスがとれます。今年は同じ生地のモデルは展開されていませんが、形は基本的に変わっていません。

靴はシンプルであれば何でもOKでしょうけども
クッションは付けた方が良さそう
そして基本的にどれも落ち感がある生地を使っているので必要以上に野暮ったくならないセオリー通りのワイドパンツ。不思議なのが落ち感のある素材なのに肌にほとんど触れないところ。腰にタックが入っていてそこから布がフワッと広がっていくような作りになってるからなのかな?履き心地が良いことはもちろんなのですが、柔らかい素材なのに体形を拾わないので、着ている人の体形に関わらず綺麗なシルエットを作ってくれます。若干ですがテーパードがかかっていてすっきりめなシルエットなので着合わせにも困りませんし、色々とバランスがとれていて完成度が高い逸品です。
(もう去年のモデルは売ってないと思ってたら残ってるところもある様子 ⇒ 外部リンク<Markaware Classic fit trousers シェットランドウール ガンクラブチェック>)
今年のおススメ、というか自分が欲しいのは定番のオーガニックウールフランネル生地のブラウン。
外部リンク<Markaware Classic fit trousers CLASSIC FIT TROUSERS ORGANIC WOOL JAPAN FLANNEL>
Markawareの秋冬定番の生地ですが、定番化しているだけあってめちゃくちゃ綺麗なフランネル生地です。しかしちょい高い。ペグトップより少し高めのお値段設定で4万円半ば。んー、躊躇する。。

今年も引き続きトレンドですしヘビロテ決定
いやー、履いてて気持ちいいくらい楽ちん
いいワイドパンツを履いちゃうとやめられなくなります
去年からこのクラシックフィットを履き始めたんですが、結局色々と楽でペグトップはそっちのけでこればっかり履いてしまうので、ペグトップはメルカリで処分してしまいました。こういうときにリセールバリューが高いとめっちゃ助かりますね。結果的に支出は1万円ほどで2年くらい履いたことになったかな?もちろん常にケアして丁寧に履いていましたから状態が良かったってこともあるとは思いますが。
まとめ
ということでMarkawareの新定番、クラシックフィットトラウザーズの紹介でした。ペグトップよりワイド感強めで若干癖のあるパンツなので万人受けまでは難しいかもしれませんが、意外とすっきりしていて着合わせには困りませんし、履き心地の良さは間違いありません。筆者のようにワイドテーパードにどこか不満のある方や、飽きてきた方におススメの良品。試してみて損はないはず。
ではでは。