ファッションの話

L’ECHOPPE(レショップ)のオリジナル LE のシャツが大変いいという話

少し前にL’ECHOPPE(以下レショップ)のオリジナルブランド LEのシャツを買ったのですがしばらく暑すぎて着られていませんでした。

で、最近涼しくなってきたので改めて着ていまして、大変気に入っているので紹介したいと思います。

L’ECHOPPEってどんなお店?

この “L’ECHOPPE”(レショップ)というお店、BAYCREW’Sグループが経営する、服好きにはかなり有名なセレクトショップ。

筆者は南青山に来たときはたいてい寄っていくのですが、なんというかこうファッション中毒者向けのお店というか、良い意味で媚びてないというか、趣味性全開の、なかなか他では見ないようなトレンド感強め、クセ強めのアイテムばっかり置いてるお店です。

https://lechoppe.jp/

外国人のお客さんも頻繁に見るんですがどうも玄人っぽい感じだったり、お客さんが皆さん服中毒っぽいというか、何かを患ってそうな方々ばかり。重症ですねこれは、みたいな。

店員さんもかなり突き抜けた感じでめちゃくちゃ雰囲気あってかっこいい

そんなお店なので置いてる品物が、???っていうものも結構あるんですが、もうどれもこれもめっちゃ新鮮。近くを通ったら寄らずにはいられないんですよね。

このお店のいいところは、開放感があって出入りしやすいところ。

お店の前に行くと分かるんですが、路面店で間口がかなり広くて開放感がある外観で、店内も少しレトロさのある優しい雰囲気。

店員さんも凄くきちんとされてるレベルの高い方達ですが、基本はゆるーい感じの接客なので、居心地がいい

入りやすさも含めて色々とレベルの高いお店で、筆者的には最近の南青山の名所です。

近くに行くことがあったら是非寄ってみるといいですよ。

レショップのオリジナルレーベル LE

そしてそんなレショップがいわゆるセレクトショップオリジナル商品を出したのですが、そのブランド名がLE。

でもただのセレオリ品ではなく、もの凄いこだわって作られてます。

まずサイズ展開が凄い。

シャツとTシャツは、身幅がスリム、スタンダード、ワイドの3種類、着丈がショート、スタンダード、ロングの3種類あって、それぞれを掛け合わせて9つのサイズ展開になっています。

お客さんが自分のスタイルやその時の気分に合わせて選べるようにということだそうですが、まさにこのお店の顧客層が喜びそうな提案です。

更にcomoli(コモリ)のデザイナーの小森氏が監修を行い、仕上がりの調整や生地選びをされているそうで、色々ともう服好きとしては放っておけないわけですよ。

今回ご紹介するシャツのお値段は税込み17,280円となっていて、セレオリと考えると結構高いのですが、ドメブラ価格よりは少し安い、絶妙なところを突いてきています。

※シャツ以外にもコットンのセットアップも購入したので、こちらの記事で紹介しています。是非一緒に読んでみてください。

LEの白シャツ:購入したのは身幅ワイド-着丈スタンダードのレギュラーカラー

そして筆者はちょうどふわっとした緩めのシャツが欲しかったので、身幅ワイド-着丈スタンダードのレギュラーカラーがいいなと思い、どんなもんだろと試着のために店頭へ。

店員さん曰く「タイプライターとブロードのちょうど中間のような生地を使ってます。」「アイロンをかけて着ても良いんですが、洗いざらしで着ると細かなしわが入って、縫い目にもパッカリングが出てきてラフな感じで着られてかっこいいです。」

パッカリングってあれですね、縫い目がプクプクして凹凸ができる現象のこと。コムデギャルソンのシャツとかジャケットとか、わざと縫い目をでこぼこさせて崩してるアイテムをよく見かけます。

筆者「ほうほう、ベースはきれいなシャツなんだけど綺麗すぎない感じを狙ってるみたいな?」

店員さん「そうそう、そうです。そういう生地を選んで使ってまして、着れば着るほど馴染んでくると、コモリさんも言っていました。」

もうね、こういう分かったような分からんようなアパレルっぽい説明なんだけど、中毒患者的には十分興味を惹かれるわけですよ。

ブロードほどドレスではなく、タイプライターほどカジュアルでもない、洗いざらしで使った時のしわの出方をそれらの中間を突いたものっていう、言いたいことは何となくわかるし、正しいこと言ってるんですけどこの時点でもうだいぶマニアック

そしてワクテカしながら試着。着てみると、、やばい、想像通りいい感じではないですか。

大変雰囲気のあるシルエットなんですが、とくに袖の緩さがいい

身幅に合わせて袖の幅も変えているそうです。以下、着画です。

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パンツは米軍ファティーグパンツ、ブーツはマルジェラのタビブーツです。

背中側のフワッとした感じが特に雰囲気あっていい感じ。いい、だいぶ好き。

LEの白シャツ:しわの入り方を検証

特徴とされているしわの入り方ですが、検証したくなって実際にやってみました。

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まず洗濯前の状態。これを洗濯ネットに入れて洗濯機へ。脱水を少々短めの2分で設定。乾燥は普通にベランダで天日干し。

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洗濯後です。おおー、なるほど分からん(笑)。いや分かる気もするが微妙すぎて良く分からん(笑)。

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素人がモノだけパッと見て分かるレベルの話じゃないんでしょうよ。

ましてや服なんだから着てなんぼですよ、ということで着てみたんですが、着るとたしかにこのままでもしっくりくるというか、アイロンかけてもOKだし、かけずにこのままでも全然いける、そんな印象を受けました。

ということでしばらく洗いざらしで使ってみようと思います。

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以上、LEのシャツのご紹介でした。

ちなみにこのシャツ、白は常に生産し続けて定番扱いの商品となるそう。

ストライプとか色の入ったものは売り切れ御免のシーズン品という扱いになるそうです。

直近で出ている黒の色味も大変良いんですよね。

たぶんまた柄か色の入ったタイプを買うと思うのでそのときはまたご紹介したいと思います。

ではでは。

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