ファッションの話

CIOTA(シオタ)のデニムを買ってみた話

久々のブログ更新。

年明けから仕事が忙しくてブログを書く時間が全然とれないんすよね。

仕事が面白いってのもあるんだけど、ブログ書くまとまった時間を作るのが難しいってのはサラリーマンブロガーの宿命よね。

今日はゆる~くファッションの話を。

CIOTA(シオタ)のデニムを買ってみた

今日はCIOTA(シオタ)のデニムの話。ジーンズである。

自分だけじゃないと思うんだが、最近なんとなくジーンズを履きたい気分。それもスキニーとかアンクルカットのテーパードとかじゃなく、ストレートシルエットのオーソドックスで野暮ったい感じのやつ。

それを太ももにフィットさせてシワ感と色落ちを楽しむ昔ながらの履き方ではなく、サイズを上げてぴったりフィットさせずに腰下からストンと落ちる感じで、スラックスっぽくキレイに履きたい。

別にユニクロでいいんだが、なんとなくリーバイスの501とか、そういうオーソドックなやつが何故か一周回って気分なのだ。なんとなく新鮮に感じるんだよね。

スラックスっぽく履こうと思うと生地に落ち感がないとダメなので、ゴワゴワした新品よりもクタっと柔らかくなった古着が良かったりする。

特にクッションをつけて履こうとすると、生地が硬いと柔らかく足元にたまる感じが出ないので、生地の柔らかさってより一層大事だったりする。

不思議なものでそういう気分の人が増えてきているからなのか、トレンドになってる感がある。

急に話が逸れるが、そういえばいつの頃からかジーンズのことをデニムと呼ぶようになったけど、デニムって正しくは生地の名前だよね?まあジーンズだと響きが古い臭いのは分かる。通じればどっちでもいいのかもしれないが、ノリで言葉の定義をあいまいにするあたりがアパレル業界らしい感じ。科学的な思考からは縁遠いってことなんだろうけど、まあ技術的な発展なんてもはやそんなに望める世界でもないんだろうし、構わないんだろう。知らんけど。

で、そんな気分の中で目に入ってきたのがCIOTA(シオタ)のジーンズ。ちょっと話題になってて、多くのお店で即完売してる人気アイテムらしいので(というか異常なくらいバズってた)、どんなもんだろうと少し気になったのである。

見た感じもちょうど欲しかった感じのシルエットだし。

先日インスタを流し見してたら、あるショップで入荷のお知らせがあったので、足を運んで試着。結果ストレートシルエットのモデルを購入。色はミディアムグレー。

CIOTA(シオタ)とは岡山の生地屋さんが最近始めた、いわゆるファクトリーブランドで、製品にスビンコットン(超長綿の一種で高級素材)を使っているのが特徴。今回買ったジーンズも緯糸(よこいと)にスビンコットンを使っているので肌触りがいいですよ、というのがセールスポイント。

ぱっと見は普通のジーンズじゃね?って感じなんだが、アパレルショップのブログとか見てると “究極のデニム” とか “デニムの概念が変わる” とか、表現盛るにしてももうちょい何とかならん?っていうイタい感じで褒められてるので、眉に唾つけながらどんなもんよと試着。

結果、ほんとに普通のジーンズだった。よくも悪くもフツーのジーンズ。

しかし高級なスビンコットンを使っているだけあって、生地はそこそこ柔らかい。なのでサイズを上げてフィットさせずにスラックスっぽく履くのに適した感じの作りになっている。

スタッフさんと話してても思ったのだが、ヴィンテージの501とか、古着のオーソドックスなジーンズが探してる人には刺さるんじゃないかと思う。

筆者にはちょっと刺さった。だから買った。

たぶんヴィンテージで状態の良いものを探すよりこっちを買った方が手間もかからず、値段も同じくらいで済むと思われる。

要はヴィンテージのリーバイス

筆者の着画がこちら。ストレートモデルで、サイズは32インチ。

裾上げして、少しロールアップしてノークッションで着用

ザ・ジーパンって感じのシルエットである。スタッフさん曰く、ヴィンテージのリーバイス501の66後期のなんたらかんたら(←良く分かっていない)をベースにしてるそうな。というか要はこれ、ほぼリーバイスの501である。

お尻が大きく見えるあたりが501っぽい。

股上深めでウエストを少し絞ったシルエットがそこはかとなくバブル期ファッションを彷彿とさせる感じ。

腰で絞ってあるシルエットなので、少しサイズを上げて足にフィットしないようなサイズ感にしてあげると、スラックスっぽく履くことができる。

他にもテーパードのモデルがあるのだが、そっちはまんま505。501モデルよりも少しだけテーパードがかかっていて、ボタンフライじゃなくてジップフロントになっている。

ヴィンテージジーンズの細か~い話まではよく分からないが、要はヴィンテージジーンズの代表的なモデルをいい生地使って再現しましたょ、というアイテムである。

コンセプト自体は昨今ありがちな話だが、完成度が高い。

ジャストサイズで履いてて細見えしてるけど
結構ゆとりがある。

新品のジーンズってゴワゴワしてて、お世辞にも履き心地が良いとは言えないのが普通だけど、このシオタのジーンズは緯糸がスビンコットンというだけあって、そういう不快な感じがなく、肌触りは履き込んだジーンズのような滑らかさ。

感動するっていうほどのレベルではないが、不快感は無いし、生地の落ち感もそこそこあってていい感じ。

仕様だけヴィンテージに合わせた新品ってのはよくあるが、履き心地まで再現した新品、ってのは珍しいではなかろうか。

そういう意味で完成度の高いヴィンテージ501の再現品になってるし、今のジーンズをスラックスみたいに履くというトレンドにもピッタリ合ってるなぁ、というのが着用してみた個人的な感想である。

クッションつけてもいい感じ
やっぱりオーソドックスに革靴と合わせるのがいい
スタイリッシュさはあんまり無い
普通のストレートシルエット

とはいうものの、めっちゃ履き込んだジーンズみたいに生地がテロテロで落ち感があるとか、肌触りがすっごいスベスベとか、そういう特別な付加価値があるわけではない。肌触りとかは、なんならユニクロのジーンズとそんなに違うか?と思うくらい。

あくまで本格的なジーンズの中では履き心地がいいし、使いやすい、っていうのが実際に着用した感想である。

ヴィンテージ501を買うよりリーズナブルなシオタのジーンズ

最近は古着市場がかなり活況だそうな。

なので人気のヴィンテージ品の価格は上昇傾向にあるのだが、ヴィンテージジーンズと一言で言っても状態やサイズによって価格はまちまち。

ただ実際に探してみると分かると思うが、色のうすーくなった崩壊寸前?みたいなものでも1~2万円くらいで、そこそこ色が残っている状態の良いものを探すと、最低でも2~4万円くらいはする。

デッドストックとかだと数百万の値が付くこともあったりするがそういう話は蒐集家の世界の話。なので普通に履く場合はだいたい2~4万円程度が相場だろうと思う。

で、シオタのジーンズだが、ワンウォッシュのインディゴやミディアムグレーのモデルで税込み約3万円。インディゴの色落ち加工されたもので税込み約4万円。

いまどきジーパンで3万円!?と多くの人にはひかれそうだが、おおよそヴィンテージジーンズの相場には合っているのである。

しかもシオタの方は新品なので、古着みたいに生地が痩せてたりモロくなってるってこともない。色落ち具合も上品でキレイである。そういう意味で今の気分に合ったヴィンテージの代替品として機能する新品と考えると全然アリなんじゃないかと思えるのである。

ヴィンテージを探して買うよりこっちの方がいいかな、ということである。

他のブランドの本格的なヴィンテージ仕様の新品より数千円ほど高い値付けになっていて、意識している価格帯はそちらの新品市場なのだろうし、狙ったわけではないと思うが、再現度が高いからなのか、ほんとの古着との比較が購買動機になるのが面白いなぁ。

個人的な想像だけど、バズったきっかけってもしかしてそういうことなのかもしれない。知らんけど。

ちなみに古着市場では今はブラックデニムが良く動いているそうな。理由は単に合わせやすいからだろうと思う。何故かインディゴデニムって万能アイテムみたいに言われるけど、あれウソだよね。実際はブラックの方が合わせやすいのは自明でしょう。

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それにしても、実際にCIOTAのジーンズを買ってみて、トレンドに合ったアイテムだなぁというのは分かるものの、異常なくらいバズってた理由は分からなかった。

そんなに手放しで絶賛するようなものでもなくない?ってのが正直なところ。

まあ履きやすくて良いものだし、個人的には気に入ってるのでヘビロテすると思うが、そんなにめちゃくちゃコーディネートしやすいアイテムでもないし、万人に勧められるものではないと思う。

やっぱりSNSの時代で、転売品を探してる人とかも含めて、みんな正解を求めるちょっとでもバズりそうな雰囲気があったら一気に火が付くってことなんだろうなぁ。

以上っす。

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