初出産の前って、実際の出産後の状況が想定できないので、色んなことが不安になります。
だから「あれがあれるといいよ」「これがあると助かるよ」みたいな話をどれもこれも真に受けてしまって、不要なものまで買ってしまうことってあると思うんですね。
人によっては不安をモノで埋めるみたいな、そんな人もいると思います。
おむつとか肌着とか哺乳瓶とかミルクとか、最低限必要なもの以外は焦って買わなくても必要になってから買えばいいんですよ。
しかし備えあれば憂いなしとも言いますし、用意しておいて悪いこともない。不要になったら捨てるなり、メルカリで出品するなり、誰かに譲るなり、処分すれば良いので。
そのあたりの価値観は人によると思いますが、個人的には不要なものが家の中にあるのは嫌。「余計なもの買ったちゃった」と思うと心の健康を損ないますね。実際に今までの子育てを振り返ってみても、そういうモノは結構ある気がします。
ということで、今日は筆者の独断と偏見で選んだ「準備したけど必要なかった子育てグッズ ベスト5」。
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必要なかった子育てグッズ 第5位 「かわいいヒラヒラの服」
子育てあるある。出産前にテンション上がっちゃってブリブリなかわいい服を買っちゃったり、おじいちゃんおばあちゃんが勝手にダサいフリフリの服を買ってきたり、独身の友達が一生懸命考えてプレゼントしてくれたんだろうけどちょっと外してるかな~みたいなかわいらしい服とか、結局使わなかった余計な服って結構あります。
そして、かわいらしい系の服って着る機会が意外とないんですよ。汚したくないなぁ、とか似合わないなぁ、とか色んな理由があって日常的には使わなかったりします。要は有用性が低いんですよね。
また極めつけは、小姑からもらったお下がりとか。(友人は旦那の姉から段ボールで大量のお下がりをもらって凹んでました。着せるのも嫌だし捨てられないし、どないせぇっちゅうねんと。)
実際に子育てしてみるとよく分かるんですが使い易くて実用性の高い服って、繰り返し使うから擦り切れて穴があいたり、黒ずんだりしてくるんですよ。当たり前ですけど、使い易いものは使い倒しますよね。で、他人に譲れるような状態ではなくなります。無理ですよね?そんな使い倒したボロを譲るとか。
なのでそういう本当に使い易くてかわいい、有用性の高い服はお下がりとかの中古マーケットには普通出回らない。出回るのは使ってもらえなかったかわいそうな服達です。
だからお下がりでもらった服って結局着ないものがほとんどだったりします。そしてまた使われないからグッドコンディションのまま他の人に譲られるんでしょう。
筆者の独断と偏見ですけど、赤ちゃんの服はロンパースが一番かわいい。赤ちゃんなんだから赤ちゃんらしい恰好が一番かわいいんですよ。
ということで服は焦って買う必要ありません。最初は必要最小限の単肌着3枚とコンビ肌着3枚、これにロンパース3枚あれば十分です。十分だし、それが一番赤ちゃんらしさ全開でかわいいし。吐いちゃったりした時のために替えがそれぞれ1枚ずつでもあれば安心でしょう。うちは3枚で十分でした。
逆に言うと出産祝いでもこういう肌着とかシンプルなロンパースとかをあげると喜ばれますよ。実用性が高いので。
必要なかった子育てグッズ 第4位 「おむつ用のごみ箱」
おむつって意外と匂います。あんなに小っちゃい赤ちゃんなのに、排泄物はいっちょ前な臭いがするんですよね。なのでゴミ箱にためておくのはよろしくないです。
出産前はそのあたりのことをよく分かっておらず、おむつ用のごみ箱を買ったものの結局ほとんど使いませんでした。
そして筆者の家では生ごみ等を捨てる台所付近の大きめのしっかりしたごみ箱に捨てて、頻繁にゴミ出しするようにしています。結局それが一番良いですね。
必要なかった子育てグッズ 第3位 「バンボ」
バンボってこれね、まだ座れない赤ちゃん用の椅子。
外部リンク<Amazon “Bumbo バンボベビーソファー”>
外部リンク<Bumbo(バンボ) 公式サイト>
見たことある方も多いと思いますが、結構有名な子育てグッズ。これは買ったんじゃなくてお下がりでもらいました。
赤ちゃんのお尻にぴったりはまって、まだ一人でおすわりができない赤ちゃんでも座らせられて、
・赤ちゃんをじっとさせておける
・座って周囲を見渡せるので赤ちゃんの知的好奇心を満たしてあげられる
などがバンボの利点らしいんですが、筆者の家では全くピンと来なくてほぼ使う機会がありませんでした。
赤ちゃんの性格によるんでしょうけども、そもそもじっとしてない子はバンボにはめて座らせてもじっとしてなくて、ソッコーで脱出するんですよね。
うちの子は拘束されるのがイヤみたいで、すげー居心地悪そうにするんですよ。何余計なことしてくれてんの?って感じで嫌がって出てきちゃうもんだから、そもそも使えなかったんですよね。
そして使えたとしても、生後しばらくしてから一人座りができるまでの期間の2~3か月弱くらいの期間しか使えないものです。(個人差はもちろんありますが)
大きいので場所も取りますし、メルカリに出品してもデカいから送料がかさんでほぼ元もとれないし、何のためにあるんだこの物体は?って感じのまま、結局また友人に譲りました。
有名な割に有用性が実感できず、無くても子育てできているので、必要か?と言われると「う~~ん要らんかった」というグッズでした。
必要なかった子育てグッズ 第2位 「歩行器」
歩行器って言っても、お年寄りの介護に使うようなのではなく、こういうやつね。
外部リンク<楽天市場 “歩行器(ベビー,キッズ)”>
ものによってはメリーみたいのがくっついたすげー派手なのもあったりして、そこそこお値段もします。安いものでも5,000円が相場かな?
これはお下がりでもらったものの、一回も使いませんでした。
まだ歩けないうちに歩行器で歩いてみると、歩くことの楽しさがわかったり、安全に拘束できるので目が離せるといったところが利点なんですが、でかいんですよ、これ。場所をとる。広い家ならまだしも、筆者の家は都内のマンションなので、こんなでかいものでウロウロできるほど広くない。ちょっと動こうものならそこら中にガンガンぶつかられるなぁと思って使わないでいたら、いつの間にかつかまり立ちができるようになっていて、もうしばらくすると歩くようになったので、結局使わずに役目を終えました。
そしてバンボと同じようなもので、腰が立たないと使えないし、歩きだしたら使えないので、これも本当に短い期間しか使えないものです。
まあ、実際使わなくても何も困らず、場所だけとって要らんかったグッズですね。
必要なかった子育てグッズ 第1位 「おしりふきウォーマー(おしりふき温め機)」
堂々の第一位がこれ、”おしりふきウォーマー(おしりふき温め機)”
外部リンク<Amazon ”Combi (コンビ) おしり拭きあたため器”>
これはまじで要らんかった。値段も3,000円くらいと結構します。
電源につないでおしりふきを温めておくものなんですが、温まるまで30分くらいかかるから、すぐにおしりふきを使いたいときには使えない。常時通電させて温めておく必要があります。でもそうするとずっと温めてることになるので、おしりふきが乾くんですよ(笑)。湿ってるから意味のあるおしりふきが乾いちゃうとか、あかんやんという(笑)。
ってかね、多少おしりふきが冷たくても赤ちゃんは気にしません。たぶん。本人に聞いたわけではないんですが、嫌がられたことはないです。
そもそも部屋の中においてあるおしりふきであれば、そんなに冷えませんし、寒い外にいるときは電源がないからでおしりふきウォーマーは使えません。それいつ使ったらええねんという、突っ込みどころ満載のグッズです。
まとめ 便利グッズなんか無くても子育てはできる
色々と物質的には豊かな時代だし、メーカーも売上をあげるために色々なグッズを提案してきますが、ぶっちゃけ過剰なものもいっぱいあります。
太古から子育ては行われてたわけで、昔はおしりふきウォーマーとかそんな便利グッズが無くても子供は育ってたわけです。じゃなかったら人類は繁栄してません。
だから子育てのときに(必要最低限なモノ以外は)モノが無いことで焦る必要なんて全くないはずです。”足りてない”なんて思ってストレスに感じる必要は一切ありません。
宣伝や費用な周囲の声に惑わされず、自分達に必要なものを見極めて買うようにしたいものです。
今日はここまで!
ではでは~。