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台風15号が来たときに出社して思った話

2019年9月6日の朝はJRを始め多くの公共交通機関が運休した影響で、首都圏の通勤に大きな影響が出た事は記憶に新しいと思います。

筆者もJRを利用して電車通勤をしているため、いつも通りに出勤はできませんでした。

会社の上司からも「無理して来なくていいよ」と連絡があったし、当日は自宅でテレワークか?とも思ったんですが、小さい子供がいるとなかなか集中して仕事が出来ない。

なのでちょっと遠いけど歩いて行ける範囲に関連部署が入っているオフィスがあるため、そちらに出勤することに。そして大体9時前くらいにオフィスに着いたものの誰も居ない。。ってか鍵すら空いてない。。当直の守衛さんにお願いして空けてもらって部屋に入り空いてる机で仕事開始。

すると同じように歩いて来れる人達がちらほらと出社してきて、「大丈夫でした?」みたいな雑談をしつつ仕事してお昼ご飯の時間になりました。

昼飯どうしよう

そして周りの人達と連れ立ってオフィスの食堂に行こうとした時に気付きました。

「あれ?食堂のおばちゃんて来てるの?」

食堂のスタッフさんが当直で泊まってるはずはないから、電車通勤なら来れないよね?もし食堂やってなかったら仕方ないから外で食べるかコンビニで。。

「あれ?外の飲食店もコンビニも店員さん来てるの?ってかお店開けられてるの?」

会社来るときにコンビニが開いてるか気にしてなかったけど、どうなんだろう。。コンビニは深夜勤務で入ってる人がいるだろうから開いてるのかな?分からん。

考えつつ食堂に行ったら。。いつも通り営業してますよ、食堂。

いつも通りおばちゃん達がてきぱき働きながら出迎えてくれる。すげー。感動しましたね。なんとか頑張ってお昼営業に間に合うように来られたんだなー、と思うといつもの蕎麦も特別なものに感じる不思議。いつもと変わらずお仕事してくれる人の有難さをひしひしと感じました。本当にありがたい。

で、お昼ご飯を終えてオフィスに戻ってしばらくすると電車も復旧した様子でパラパラと出勤し始めてだんだんと席も埋まってきました。

絶対会社に来なければいけないわけではない人達

そしてまた気付きました。

窓際で社内ニートやってるおっさんとか、ちょうど業務が閑散期だからそんなにスケジュールに追われてるはずのない人とか、今は家でやれる作業くらいしかしてない人とか、ちょうど異動が決まってるから引っ越し作業くらいしかやることないはずの人とかが居ることに。

凄い汗かいて「大変だったー」とか言いながらオフィスに来てるんですよ。いやいやいや、あんたわざわざこんな日に頑張って会社来る意味ある?っていう。

そりゃあ個々人の事情は分からないけど、会社もテレワークを推進してるし、こんなときくらい利用すればええやろうに。。

で、案の定打ち合わせをするわけでもなく、ジーっと席に座ってメール見たりネット見てたりするわけですよ。

もうね、狂気を感じましたね。

会社には来なければならないんだ!仕事が有るか無いか関係ない!出社は社会人として当然の勤めだ!みたいな?

言っておきますが、会社側は「無理して来なくていい。自分で判断しましょう。」って言ってますからね。

今日は来ちゃダメ!ってはっきり言ってもらわないと自分で出社しないという判断が出来ない人が一定数いるんでしょうね。いい歳したおっさんなんですけどね。

出社困難でも職場に来る人にも色んな種類があるけども分析してみる

こんな時でも頑張って会社に、職場に来た人を勝手に分類、分析してみました。

 ① 今日職場に行かないと困る人がいることが明確にわかる人。食堂のスタッフや、医療関係者、介護職の方、鉄道会社や電力、ガス会社、TV局などの社会インフラ関連の職場にお勤めの方、自営業の方でお客さんとの約束がある人とか。要はやらねばならない仕事があって現場に行く必要がある人。

 ② 今日職場に行かないことで困る人がいると明言はできないが、たぶん行かないと困る人がいそうな人。明確にアポイントが入ってるわけではないが、生活必需品を売っている小売店で働く方とかが該当すると思われます。

 ③ 今日職場に行かなくても誰も困らないけど家に居てもやることないし、とりあえず職場に来てる人。大企業にたくさんいる社内ニートのおじさんが該当。

 ④ 今日職場に行かないと自分が不利益を被ると明確に分かっている人。時給で働いている方は労働時間が減ることで収入が減りますし、理由抜きに絶対来いと命令されている、あるいは無言の圧力というか空気感がある(ブラックな)職場にお勤めの方。

①と②のような方が働いてくれるおかげで我々は安心して生活ができるわけで、頭が下がる思いです。今回はそれを実感しました。③の方はやばいんですが明確に自分で意思決定して出社しているわけで(たぶん)、ある意味会社に出社したいから出社しています。④も必ずしもポジティブな話ではないかもしれませんが、不利益を回避することを目的に出社してます。

続きます。

 ⑤ 今日必ずしも職場に行く必要がないと薄っすら自覚しており、会社や上司も無理して来なくて良いと言っているが、来るなと明確に命令されていないから自分で判断できず、とりあえず出社した方。

 ⑥ 今日必ずしも職場に行く必要がないと薄っすら自覚しており、会社や上司も無理して来なくて良いと言っているが、周囲の同僚が来ていた場合に自分だけサボりと思われたくないから出社した方。

⑤と⑥ですが、こんな人たちが多そうだと思いませんか。人手不足が叫ばれるご時世にブラック企業と批判されると人が雇えなくなって困るでしょうから、中長期的には「無理してでも来い!」という理不尽な話は減りそうです。社内ニートのおじさんも然りです。原因が明確なので難易度の問題はあるにせよ、解法は存在しますし中長期的には減るでしょう。しかしこの⑤と⑥は、なかなか難しそうです。

⑤は自分の頭で考えられない人ってことですから、教育し直さないと改善されないでしょう。⑥は右見て左見て真似をする/真似をしなさいと生まれた時から叩き込まれ、もしかするとDNAに刻み込まれていそうな極めて日本人的な話です。

ある意味どちらも日本社会や日本文化に最適化された人達かもしれません。

2019年9月9日の首都圏での出来事と覚えておきましょう

今回の騒動において筆者が職場で実感したことや、津田沼駅等の駅で運転再開後に大行列を作っている人達の姿を見ていると、筆者には⑤と⑥の人達がもしかすると多数を占めているんじゃないのかな、、と思えてなりません。

黙って周りに合わせて波風たてないのが大人の美徳なのか、

周りに合わせて行動しないと安心できないのか、

ただ思考停止しているだけなのか。

しかし生産性を改善して人生を、日本社会を豊かにしよう、なんて話はいつ実現できるのか。

以上、2019年9月9日の話です。記憶しておきましょう。2019年9月9日のこの状態から今後日本社会がどう変わっていくのか、もしくは変わらないのか。興味が尽きません。

ではでは。

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