ファッションの話

Le Yucca’s の靴をオーダーしてきた話

緊急事態宣言も解除されたので、久々に週末家族で原宿、表参道、青山へ出かけました。今日はそのときの話。

ちなみにお目当てはこれ↓。

一部界隈で話題になっていた南青山 L’ECHOPPE(レショップ)でのLe Yucca’s(レユッカス)のオーダー会。

人出の少ない原宿/表参道

表参道ヒルズとかパルコとか、大きな商業施設は6月1日から営業再開のところが多いようで、5月末時点ではまだそんなに人出は多くなく、快適に散策できるくらいの程よい感じ。

体感としては、コロナ前の半分くらいの人出。

すごい細かい気づきですけど、ドラッグストアの店頭から中国語の表記とかポップが消えてますね

国境を越えて人が来るのは、ワクチンが出来てからになるので、1年半くらい先になると言われてますからね。必要無いもの貼っててもしょうがないってことなんでしょう。

正直なところ、人口密度が減って快適に歩けるのはちょっと嬉しい。表参道近辺の人気の飲食店でも、程よい込み具合で並ばずに入れるし。

都心の人口密度が減ったのが良い事なのか悪い事なのか、置かれた状況によって評価は全く違うんでしょうけど、しばらく続きそうな話ではあるので、せめて自分は利点を享受させてもらおうかなと思います。

小足に見えて色気抜群のLe Yucca’s(レユッカス)

そんな街の状況を尻目に、南青山のレショップに到着。ここはそこそこお客さんが入ってて、こういうときでも足を運ぶお客さんが多くいるってのがね、さすがは人気店。

到着して早速、サイズ選びを開始。

こんな状況にも関わらず、かなりの数のオーダーが入っているらしく、しかもトゥがクロコダイルのモデルの方が圧倒的に人気だそう。

やっぱりバイヤーの金子さんが履いてたってのが人気の理由みたい。

しかし税込みで18万円近くもする超高級靴を、この状況下でオーダーする人がいっぱいいるってのが、マジで?って感じ。

18万円ってね、ジョンロブでも買えちゃう値段ですからね。正気(´・ω・)?っていう。

ちなみに他のお店で売ってるレユッカスはここまで高くなくて、税込みで14万円くらいが相場。それでも高いけど。

他で展開されているものはほとんどがマッケイ製法のモデルなのですが、レショップ別注モデルはグッドイヤーウェルトなのが、お高くなっている理由。

筆者は革靴をスニーカーみたいに履くというか、革靴を履いて長時間歩くことが多いので、グッドイヤーウェルトの方が足が痛くならなくて良いんですよね。

なので他店のマッケイのものではなく、レショップの別注モデルが欲しかったんですよ。

そして筆者もクロコのキャップトゥをオーダー。

いやマジでね、ずっと前から欲しかったとはいえ、狂気の沙汰かなと。

このためにメルカリでこつこつと色々処分してお金は貯めましたけど、やりすぎ感は否めない。。

頑張って働こう(´・ω・)。。

そこまでして欲しいレユッカスですけど、魅力は小足に見えるところと、それによって醸し出されるエレガントさ。あと色気があるところ。

紳士靴のデザインをベースにレディース用の靴を作ったのがレユッカスの始まりだそうで、そのレディース用紳士靴?の型を大きいサイズにしてメンズ用に展開しているものらしく、レディースを経由したメンズ靴?という、良くわからない、不思議な魅力のある特異な靴なんですよね。

なのでどこかレディースっぽい色気があり、そのあたりが唯一無二な魅力で、ワークパンツやNEATとかと抜群に合うのです。

個人的には、小足に見えるところと少し高く作られたヒールが、大枚はたいて買う気になった理由

ダッドシューズとか、足元にボリュームを出す靴がトレンドですけど、英国の靴がそうであるように、そもそも足は小さく見えた方が高貴というか、エレガントに見えるものです。(逆に歩きやすそうな大きな靴は労働者階級ののもの、というのがあちらの価値観)

そういう靴で、日本人の足に合う靴ってなかなか無いんですよね。

しかし書いてて改めて思うけど、レディースを経由した紳士靴で色気があるとかなんとかっていう、この恐ろしいまでのマニアックさに共感する人がたくさんいるってのがね、面白いなぁ(・ω・)。。

Le Yucca’s(レユッカス)のサイズ感

今回、Le Yucca’s(レユッカス)のフィッティングで一番考えさせられたのがサイズ。

ちなみに筆者の靴のサイズは

スニーカーで27.5cm

革靴で26.5cm

がジャスト。

これに対して今回のLe Yucca’s(レユッカス)は40.5(25.5cmくらい)を選択。今まで通りの革靴のサイズであれば41.5(26.5cmくらい)なので、結果的に今回は1サイズダウンになりました。

試着したら、41(26.0cmくらい)がぴったりだったのですが、そこから更にハーフサイズ落としました。

木型と革の性質によって若干サイズ感は変わるんでしょうけど、今回のKarenaという木型で、ベジタブルタンニンなめしの柔らかい革だと、1サイズダウンがベストかなと。

40.5(25.5cmくらい)を試着した感じは、筆者の足は幅広なんですけど、全然履けないってほどきついわけでもなく、締め付け感はあるけども革が柔らかいので痛くはない、というところ。

ギチギチっとしたフィッティングだったんですけど、話を聞いているとかなり伸びる革のようで、スタッフさんの私物も見せてもらったんですが、羽根の部分はもちろんのこと、踵部分までかなり伸びてたんですね

柔らかくて良い革でできた靴ほど、履いていくうちに伸びて着用者の足にフィットしてくるので、最初はきついくらいで選んだ方が間違いがない、というのは革靴選びのセオリーです。

試着時にジャストサイズで選ぶと、後になってガバガバになってしまうという失敗は、革靴のサイズ選びでありがちな話。

特にレユッカスは、見た目が小足に見えるところが特徴ですし、少し高くなっているヒールと相まって、独特のエレガントさと色気が出るのが利点の靴。

なので足にバチッとフィットさせてなんぼ、ということで履き込んで伸びることを想定して1サイズダウンに決定。

これで間違いないんじゃないかな~~、ということで到着を心待ちにしたいと思います。

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以上、こんな高価でマニアックな靴のサイズ選びの情報にどのくらいニーズがあるのか分からないけども、もし参考になれば嬉しいです。

今日はここまで。ではでは~。

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