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マイクロツーリズムのすすめ:地元観光を楽しもう

筆者は都内にあるメーカーに勤めているんですが、ここんとこずっと平日はテレワークで自宅勤務。休日も遠出するわけにもいかないので、1歳の娘と一緒に近所を散歩しています。

平日の昼休みの時間帯にも、娘と散歩したりしてるので、近所を歩くことが格段に増えました。

そうすると、今まで気づかなかった近所の景色とか、魅力的な場所とかに気付かされることがあるんですよね。

そうやって “近所を観光” することを “マイクロツーリズム” と星野リゾート代表の星野佳路さんが言っていて、その話が我が意を得たりというか、物凄く納得したので今日はその話をします。

マイクロツーリズムとは?

星野リゾート代表の星野佳路さんが提唱されている考え方で、要は地元や地域を観光してみよう、ということ。

参考リンク<<コロナに思う>「インバウンドが戻るのは最後」星野リゾート・星野代表は”マイクロツーリズム”を提案>

自分の家から10分、15分、30分、1時間の近距離を観光してはどうか。コロナが終息してもインバウンド需要が戻るのには時間がかかるだろうから、観光事業者はまずその需要を狙ってみてはどうか、と提案されています。

観光事業って今までは日本国内の大都会に住んでいる人とか、中国、韓国、台湾や欧米の人とか、遠いところにいる人に来てもらおうと頑張るのがほとんどだった。

けど、今のコロナによる世界的な外出自粛の期間を、地元の人達が地域の魅力を再発見する機会にしてはどうか。

地元の人が地域の魅力を知ることは観光にとってすごく大事なこと、という考え方です。

地元観光で小さな幸せを見つけよう

些細なことですけど、近所を散歩してると、

こんなところにツツジが咲いてたんだ、とか

もうハナミズキの季節なんだ、とか

地域の人が手入れしてる花壇がこんなとこにもあったんだ、とか

こんなとこに穴場の公園があったんだ、とか

行ったことないけど昔からやってる飲食店がお弁当を売ってて、それを買って家で食べてみる、とか

娘を連れて近所の公園で遊ばせてたら同じ境遇のパパさんがいて、ちょっとだけ交流できたり、とか

そういう、今まで気づかなかった嬉しい発見や気づきがあったりするんですよね。

まさにマイクロツーリズム。

しかしさすがに些細なこと過ぎて、地元の人間がちょっぴり楽しむみはいいけど、それらが遠くからの観光客を呼び込む手段になるとは思えない。

ただ、せっかく観光に行くなら、そういう小さなことでも地元の人に愛されている場所に行きたくないですか?

観光するなら地域の人に愛されている場所がいい

観光って一口に言っても色々あるけど、せっかく行くなら地元の人に愛されてるところに行きたいと思いません?

つーか地元の人が見向きもしない場所になんか行きたいと思わないというか、地元の人が好きでもない場所に、遠くから観光に来てもらおうと思うこと自体がおかしな話というか

地元の人が愛してやまない景観とか、

昔から地元に愛されている味とか、

地元の人が毎日通う市場とか

地域に守られてきた伝統とか、

そういうものを体験してみたいと思うのが、観光する人の気持ちだと思うのです。

観光しやすいようにい整っているのはありがたいけど、お仕着せの観光施設じゃなく、”生きている” 場所が良いじゃないですか。

それに地域の人に愛されている場所って、見ればある程度分かりますよね。頻繁に人の出入りがあったり、人の手がかかっていれば、自然と手入れもされて綺麗に整いますし、活気が感じられるものです。

逆に地域の人が関心を持たないような場所は、やっぱり活気を感じられないことが多いように思えます。作り物っぽいというか、うさん臭さすら感じられることもあります。

地域の観光資源をアピールするために、観光事業者とか、お役所とか、主体的に動く人達の力も必要でしょう。

でも彼らだって元々あった観光資源をアピールしたり、周辺の整備はできるでしょうけど、予算をかけてやるには色々ハードルは高いですし、局地的に整備するのが精いっぱいでしょう。

観光を奥深いものにしようと思ったら、やっぱり地域の人達の、地域への愛情ってのは不可欠だと思うのです。

地域コミュニティの発展のためにも、まずはマイクロツーリズムから

これからの時代、テレワークや在宅勤務をする人が加速度的に増えていくのは間違いないでしょう。

そうすると今までのように、会社員が自分の居場所を、会社だけに求めるのも難しくなってくる。

以前も書いたように、今まで地元との関係が希薄だった会社員の人達も地元との絆を深めて、地域コミュニティに居場所を求める必要が出てくるでしょう。

そのためには、自分から地域コミュニティに入っていって、何らかの貢献をすることが必要でしょう。

待ってたって誰も手を差し伸べてなんてくれません、普通は。自分からアクションすることが必要です。

そのためにも、地元を観察して、色んな事を知らなければならない。

けどそれも、いきなり難しい話から入らなくても、まず地元の魅力を知ることが入口になるんじゃないかと思います。

知りさえすれば、個人の立場でも発信することはできますし、地域の魅力を発信できれば地域貢献のきっかけにもなるし、地域コミュニティを作っていくことにもつながるんじゃないかと思います。

人との交流も生まれるでしょうし。

まあ地域貢献とか、そんな大上段に構えなくても、何かしら身近にも魅力的な、愛せるモノってあると思うんですよ。

些細なことでも良いと思うんです。

この機会に是非マイクロツーリズムを楽しんでみましょう。

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今日はここまで。ではでは~。

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