最近 “サステナブル” の陰に隠れがちだけど、しぶとく続いている地球温暖化問題。今日はそんな地球温暖化問題の話。
突っ込んではいけない地球温暖化問題
IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change)の略)の第5次評価報告書(2014)によると、1880年から2012年の132年間で、世界の平均気温は0.85℃上昇しているらしい。
まじか、じゃあ1年あたりだと、0.85℃÷132年で、平均して0.0064℃/年上昇してるってことか!
やっぱり!どうりで去年より今年の夏は暑いはずだわ!
0.0064℃も去年より上がれば南極の氷も溶けるし、海水面も上昇するし、異常気象も起こって当然だよね!
「それ誤差じゃね?」とか突っ込んじゃうやつは分かってない。国連の偉い人達が言ってるんだから間違いないんだ。たぶん。
そしてその気温上昇の原因は、温室効果ガスの増加で間違いないらしい。産業革命以来、人間が経済活動で化石燃料を燃やしまくってCO2が増えたせいだ。
「気温が上がれば海水に溶けてた気体は大気中に放出されるよね?因果関係が逆では?ガスが増えたから気温が上がったんじゃなく、気温が上がったからガスが増えた可能性もあるよね?」
とか言っちゃうそこのあなた。そんな高校の理科レベルの知識で語れる話、偉い人達は当然分かってて言ってるんだから黙って聞いてなさい。
更に偉い人達がコンピューターシュミレーションした結果によると、このまま温室効果ガスの排出を続けていると2100年末には今より0.3℃~4.8℃上昇するらしい。
「0.3℃~4.8℃って幅ありすぎじゃね?」「これもしかして上がるかもしれないし、上がらないかもしれないって言ってんじゃね?」とか冷静に突っ込んではいけない。
ガバガバにしか見えなくても世界的権威が高性能のコンピューターで行ったシュミレーションの結果なんだから。
「コンピューターシュミレーションなんてちょっと係数いじればどんな結果でも作れちゃうよね?」とか分かったようなことを言ってるそこのお前。
明日の天気すら当てられないコンピューターシュミレーションだけど、100年後のことだけは正しく予想できるのだ!そういうもんなの!知らんけど。
あのねぇ、さっきからあんま疑うようなことばっか言ってると信心が足りてないと思われるぞ!
いやお前誰やねんって?
俺やってなぁ「とりあえず明日の気温を当ててから言ってみろこのハゲーーー!」って言いたいのを我慢してるんやで。
「誰が禿げやねん!」
科学の話だと思ってるうちは甘い
太陽の活動や太陽系の惑星運動、地球の海流、大気の動きなど、気候に関わる全ての要素の相関関係を包括的に説明可能な、気候の全体像はまだ全然未解明というのが事実。
なのにCO2のせいで地球温暖化が起きている、と断定してるあたりが胡散臭すぎる。
ってかさ、暖かくなってCO2濃度が上がれば植物は成長しやすくなるよね。あったかくなれば地球は緑化する。だからあったかくなれば穀物は豊作になる。これむしろいいことだよね?逆に寒けりゃ凶作。当たり前の話。
そして今は間氷期だから気温は上昇してて当たり前。氷河期と間氷期を10万年周期で繰り返しているのが地球の歴史。
温暖化なんてそのうち終わって、また氷河期が来てめちゃめちゃ寒くなって大気中のCO2濃度も下がる。寒くなったときのこと考えた方がいいんじゃね?
ぶっちゃけこの地球温暖化問題ってのは、もう科学の話では無くなってて、先進国(ってか日本)からお金を吸い上げてEUと途上国(と環境保護団体)が美味い汁を吸うための仕組みになってて、国連主導でやってる政治的な話。だから逆に日本が逆らうのは難しくて、世界最強国アメリカとトランプくらい強いリーダーじゃないと無理な話。
ということで、あんまり自分の頭で考えて世の中の常識みたいなものにたてついてもビジネスマンとしては何もいいこと無い。
こういう感情論と政治的なポジショントークでやってる環境保護運動的な話ではなく、もうちょい世の中で起こっていることの本質に迫った理解をしないと意味ないのであります。
ということで次回、サステナブルうんぬんの話をします。