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アメリカが抱えてる人種差別問題は大昔にかけたレバレッジの反動なのでは?と思った話

今日はアメリカで大変なことになっている、黒人男性殺害事件への抗議デモについて思ったことをつらつらと。

今までも人種差別への抗議デモは度々あったわけですけど、今回はこれまでと質が違うという話が多く聞かれますね。

裏に中国共産党がいるんじゃないの?とかも言われてますけど、ソーシャルディスタンスとかガン無視してやってるとこに胸が熱くなる(´ω`*)

レバレッジかけてやってる人達がやばくなってる今

ちょっと話がそれますけど、新型コロナで外国人旅行者が居なくなり、民泊に投資してた人がやばいらしい。

自己資金だけでやってた人はまだなんとかなるかもしれないけど、借り入れでレバレッジかけてやってた人は、まじでやばいでしょうね。

景気が良いときって資金調達のハードルも下がるので、借り入れを増やして(=レバレッジをかけて)事業をやり、景気が悪くなって今回みたいにレバレッジかけてた人達が飛んじゃって信用収縮が起こる、ってのは昔からのパターン。

リスクをとって事業をやるって、それ自体は別に悪いことでは無いし、むしろ必要なことですけど、当事者がコントロールできなくなるとこまでレバレッジかけると、ろくなことにならないってことなんでしょうね。

“恐怖” がアメリカの人種差別の根源

建国当初のアメリカでは、生産のための労働力を必要としていました。最初は先住民(ネイティブアメリカン)を使おうとしてたけども、大人しく従ってくれず強い抵抗にあったので、アフリカ大陸から黒人を買って連れてきたわけです。これがアメリカにいる黒人のご先祖様。

で、長いこと黒人奴隷を農園(プランテーション)で働かせて生産活動をやってたけども、労働力を増やすために大量に黒人を買い続けたもんだからどんどん数が増え、そしてその黒人たちが子供を作るから、更に増え続ける。で、雇い主の白人たちは怖くなってきたわけです。

黒人さんて体格が良いじゃないですか。白人たちは、自分がご主人様だ!って偉そうにこき使ってる立場にいるわけですけど、体力的にはぶっちゃけ負けるかもしれない。ごっつい奴らに囲まれて、しかも人数がどんどん増え続けるわけです。でも奴隷として働いてもらわなきゃ事業は成り立たないので、自由にするとか、待遇を改善するなんて話はあり得ない。

めちゃくちゃ怖かったんでしょうね。

だから余計に権利なんて認めるわけにはいかず、キツくあたり、押さえつけてないと落ち着かない。

そんなこんなで過ごすうちに、だんだんと機械化された工業の方が生産性良いよね?ってことになってきて、奴隷労働による農業生産の効率が悪さが際立ってきました。

そりゃそうだ。奴隷労働なんかさせられて、生産性を上げる努力なんかできるわけ無い。

そんなこんなで、奴隷労働力のコストが上がりつつある、そんな流れの中で南北戦争が起こる。

南北戦争当時の北部の人口は2,200万人、南部は900万人。で南部の900万人のうち400万人は黒人でした。

北部では工業化が進んでいたものの、まだまだ発展途上でイギリスには勝てない。なので保護貿易をしたかった。一方、農業中心でやっていた南部の主要な商品は綿花で、彼らの主要なお客さんはイギリス。なので南部は自由貿易をやりたかった。その利害の対立が戦争の背景。

で、開戦初期は劣勢だった北部が打ち出したのが奴隷解放。南部の人口900万人のうち400万人は黒人なんだから、彼らを解放すれば南部の人口が半減して勝てるんじゃね?という理屈で。

奴隷解放って言うけど、別に同じ人間なのに黒人奴隷がかわいそうみたいな理由ではなく、金のためと戦争に勝つために使えそうだから言ってただけの話であって、当時から全然人間扱いなんかしてないわけです。

リンカーンが穏健な奴隷解放主義者、みたいな言われ方をするけど、あんなの勝った側の宣伝に過ぎない。

そして知っての通り北部が勝利。黒人奴隷も解放された。

ここで大問題発生。ってかこれが人種差別問題の出発点になった。

奴隷制度廃止って言ったって、アメリカで生まれ育った黒人も大勢いる中でいまさら全員アフリカに帰ってね、なんてわけにはいかないし、モノじゃないんだから捨てるなんてことも当然できない。一緒に仲良くやっていくしかないわけです。

でもちょっと想像して欲しいのですが、白人たちからすれば、昨日まで尋常じゃないいじめ方をしてこき使ってた人達が、自分達と同じように自由に街を歩きまわるようになるってことを意味するわけです。

怖かったでしょうね。いつかやり返されるんじゃないか?いつか襲われるんじゃないか?と。

だから銃は手放せないし、黒人の権利なんて認めたくないわけです。怖いから。怖くてしょうがないから。

いつかボコられるんじゃないかという恐怖。

この恐怖が、未だに克服できないアメリカの人種差別の根源。

豊かになるために、コントロールできなくなるまでレバレッジかけて生産力を上げ続けた結果なのか?

つーかね、思うにこれってレバレッジをかけ過ぎた結果、取返しが付かないことになったってことなのでは?

レバレッジってのはちょっと比喩表現だけども。

豊かになるために、生産を増やすためにと、がんがん投資して黒人奴隷を増やし、最初は良かったけど手に負えなくなるまで投資して増やし続けて、ちょっとやりすぎたかな?とびびってきたところで世の中の流れが変わってしまい、とうとうコントロールできなくなって、150年経っても解決できない、取返しのつかないことになっちゃってる。

そもそも無茶しないとできないような、本来自分がコントロールできないことを無理してコントロールしようとするとろくなことにならないってことなんだと思う。

話が飛ぶけども、色々事件になってるtwitterで他人に汚い言葉を投げかけたりするようなのも、似たところがあるんじゃなかろうか。赤の他人を自分の意志でコントロールしようとして、こういうことするんでしょうけど、そんなこと本来できるはずがないじゃない?

なのにできると勘違いしてするもんだから無理が生じて、強く汚い言葉を発するようになってるんじゃなかろうか。

本来世の中に提供できる価値なんか大してもってないのに大金が欲しいと思うから、犯罪行為をやったり、詐欺みたいな世間に後ろ指刺される方法に走ったり。

身の丈に合わせるというか、分をわきまえるとうか、何事も自分がコントロールできる範囲のことに留めておかないと、おかしなことになったり、後でひどい目に会うんじゃないかなぁ。

事業で言うと、自分がコントロールできない領域で戦っちゃいけないって話でもある。

日本の老舗って言われる商売人の人達はこの辺が分かってるから、長くやってこれてるんでしょうね。

「分をわきまえる」って超大事。

アメリカって人口的に作られた国で、人種差別問題も自分達で作り出したわけだけで、いっぱい欠点を抱えてて、全然理想の国ではないけども、やっぱり自由の国なんでしょうね。。

今日はここまで。ではでは~。

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