今日はおすすめのお煎餅の話。
先日、年末年始の巣ごもり用に “播磨屋本店のはりま焼” を買った。いっぱい欲しかったので、徳用パックで2つほど。
外部リンク<amazon “はりま焼 徳用袋(2枚×24袋入)”>
このはりま焼、筆者的には故郷の味なのだが、兵庫県南部の人なら大抵知ってる有名なお煎餅である。
ただただ美味い。播磨屋本店の “はりま焼”。
筆者の地元では贈答用でもよく使われている。
お正月の手土産とかにめっちゃいいのよ、これ。間違いなく喜ばれる。
何故かと言うと単に美味しいから。食べたことある人なら分かると思うがめちゃ美味い。
関東のお煎餅は硬めに焼いて濃い目の味付けのものが多いけど、播磨屋本店のはりま焼は京風の軽い歯ざわりの薄口醬油味。上品な味わいなんだけど旨味が強いからか、ずーっと食べていたくなる。というか一回食べたら止まらない。

お土産で持ってくと、地味で華やかさはないんだけど、いつの間にかみんな食べてて無くなってるっていう、そんな感じ。
別に筆者は煎餅マニアでも何でもないけど、個人的に今まで食べたお煎餅の中でダントツ一番の美味しさ。
やっぱりいつ食べても美味いもんは美味い。
そしてお値段がリーズナブル。しょせんはせんべいなのでお高いと萎えるんだけど、でっかい袋に48枚(24袋)入ってて1,000円ちょっと。
美味しさを知ってる人だと、お店の近く寄ったり見かけたら「買っとこ!」ってなる感じ。(兵庫県民の皆さん、分かるよね?)
こっちも超おすすめ “朝日あげ”
ちなみに個人的にこっちも超おすすめ。
外部リンク<播磨屋本店 朝日あげ 徳用袋(1枚×30袋入)>
朝日あげ。
なんつーの?ぼんち揚げみたいな揚げた煎餅なんだけど、こっちもはりま焼みたいに硬すぎない歯ごたえで、味付けが上品で絶妙。一回食べると無限にいけてしまう。
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ちなみに直売店に行くと、カフェが併設されてて、無料で商品とお茶を振る舞ってくれるので、行ける人は是非行ってみると良い。
ただの試食ではなく、ちゃんとカフェになってるから座れて、丁寧にお茶も出してくれてタダなので、かな~りお得感がある。
そしておかきが美味いもんだから、釣られてだいたい買うことになる。
別の意味でも有名な播磨屋本店
アマゾンでも公式通販でも買えるんだけど、公式通販の方がちょっと安いかな?
外部リンク<公式ウェブサイト “日本一おかき処 播磨屋本店”>
今サイトをクリックした方。
気づいたと思うが、公式WEBサイトがちょっとやばい。
デザイン的には清潔感のある公式サイトなんだけど、ちょっと下にスクロールすると「え?」ってなる。
いきなり赤のボールドで「人類よ滅亡するなかれ」って(・ω・)。
ここ、昔から右翼風なおかき屋さんとしても有名で、特に街宣用トラックのが強烈なことで有名。(”播磨屋本店 トラック” で画像検索するといっぱい出てくる。)
直視できないというか普通に怖え。目ぇ合わせたらあかんやつやと一瞬で分かる。
主張がどことなく八紘一宇っぽいというか日蓮宗っぽい。いや知らんで、ちゃんと読んでないし、てきとーに言うてるだけやで。
しかし、実際はいわゆる右翼ではないらしい。
まあ主張自体はどうでもいいし個人的には一ミリも共感できないのだが(というか読む気しない)、ちゃんとおかき屋さんとして一流の商品売ってて、お客さんに喜ばれて成功してて、その上で自分の言いたいこと言ってるところが凄く好き。
真のジャーナリズムってこういうこと?
かなり濃いこと言ってるので(というか普通の人には意味不明なので)、播磨屋本店の主義主張自体は好きになれない人もいると思うが、そんなこと関係無しにみんな買っていくし、昔から愛されてるのが凄い。
最近では発言内容が少しでも気に入らないとSNSで叩いて、企業に謝罪させる、みたいな話が増えてきてるけど、そんなん一切関係無く我が道を貫いてる。
商品と商売が顧客から愛されていれば、一部のノイジーマイノリティの政治的な圧力なんて無視できるっていう、そんじょそこらの企業では絶対マネできない芸当をやってのけてる。
ある意味本当のジャーナリズムってこういうことなんじゃないかと思わせてくれる。スポンサー無しで自分のお金でやるジャーナリズムだから、誰にも一切忖度せずに言いたいこと言えるって理想やん。
主義主張には一ミリも共感できないんだけど、すげーリスペクトできるし、全然マネしたくないんだけどカッコイイ、みたいな。稀有だよね。
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ということで公式で強烈な主張をしてるんだけど、おせんべいが美味しいから長年愛されてるという、おかき屋さんの話でした。
マジ美味いんでね。おすすめ。